障害者は障害者でいたいから障害者でいる

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障害者でいたい

とても思うことがある。障害者は障害者でいたいから障害者でいるのではないか。

その字面だけを読まれたら誤解を招きそうなので最初に理っておくと、障害者はなりたいから障害者になったとは全く思っていない。障害という特性を上手く活用して人生を謳歌出来ることがわかった今でこそ生まれ変わっても同じ自分に生まれたいと思うが、ただ、生まれる時点で正常(健康)か異常(障害)か選べるのであれば間違いなく正常な方を選んでいた。だから障害者はなりたいから障害者になったとは思っていないが、しかし障害者は障害者でいたいから障害者でいるのではないかと感じるのだ。

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逃げるか、向き合うか

ところで多かれ少なかれ人間は、変化を恐れたり、周りと同調したがって孤独を恐れたり、鍛錬よりも楽を選んだり、自分のダメなところは認めたくなかったり、失敗は他者や環境のせいにしたがったりする生き物だ。そして、現代の日本では、そう簡単には死なない程に平和な分、結果を出したり心を満たすのはとても難しい世の中だ。そんな中、障害者であるというのは実に恵まれている。だって、モテないのは障害のせいにして良いし、お金を稼げないのも障害のせいにして良いし、社会に貢献できないのも障害のせいに出来るのだから。国からお金を貰って、親の元にずっといて、人に優しくされることが容易に出来るのだから、障害があるというのはとても楽な逃げ場になる。障害者が批難されることは多々あるが、それが良い証明になっている。他者を批難しないとやっていけない程に現実世界に不満のある状況に置かれた人々にとって、障害者は羨ましい存在になるから批難されるんだ。そう考えると障害者であることは実は恵まれている。私は障害を持って生まれたかったわけではないと言いながら、生きていける程度にはお金が入り、完全に孤独にはなりにくくて周りに優しくされ、お金でも恋愛でも人生で上手くいかなくても障害のせいにしてぶつけることで楽になれるのだから。

楽な分大きな問題はある。逃げ場があるということは、それ以上進展することを諦めてしまうということになる。それでも、どんなに健康だって決して楽ではない人生をある意味で楽に出来てしまう障害者というのは、なりたくてなったわけではないがある程度は自分の意思でそこに留まっているのではないか。必死に踠き成長して結果を出すことが一概に幸せであるとは限らず、現状と向き合い現実を幸せであると見極めることも必要だと考えればとても恵まれている。

そして広義で障害者は生きる上で障壁となる害を持った者と考えると、人は皆が何かしらの障害者ではないだろうか。デブだからモテないとか、頭が悪いから高給な仕事が出来ないとか、心が病みやすくて行動が億劫とか。なかなか寝れなくて疲れが溜まりやすいとか、対話が苦手だから人間関係を築けないもだ。対話が苦手とはコミュニケーション障害で文字通り障害だであり、障害者だ。それは上に同じで、上手くいかないことを一つのせいにするから楽になるけど改善しない。スタイル良くなくてもモテる奴はいるし、高卒でも稼ぐ奴はいるのに、満たされないことは自分のせいで、原因は複合している現実から逃げてわかりやすい何かのせいにして諦める。現実と深く向き合い、自分を咎めるのが怖くて何かのせいにしてしまうのが楽なんだ。

だから、人は皆が何かしらの障害を抱えていて障害者であり、障害者は障害者でいたいから障害者でいる。

そのままでいたいなら個人の勝手だ。でも、向き合えば良いのに。認めきって受け入れるか、これは障害なんかじゃないと武器やバネにするか。ぼくは、チビだから人に覚えてもらえるし特徴的な仕事が出来て、足が悪いからタクシー使えるようになろうというのが原動力になって結果として稼いだ。逆に向き合えばたいしたことなくなることもある。小さいから高いところの物が取れなければ人に頼めば良いからどうでも良くて、ペットボトルを手で開ける力がないならペンチで開ければ良い。デブだから存在感があって良いんだよ!バカだから人生気楽で楽しいんだよ!と考えたって良いし、目が一重なくらいどうでも良くて、知識がないならググれば良い。

昔の日本は周りと息を合わせて同じベクトルで進むことで成長して来た。しかし、今はITによって1人で動ける個人の時代だ。だから、周りと息を合わせなきゃいけない環境では邪魔者だった異端だった者が、思考を変えて勇気を出すだけで新しいものが表に出て行く。そしたら面白くなりそう。だから、ぼくは周りに溶け込めず浮いている人、まるで油に着火をして爆発させる火になりたい。

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