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必殺技があるから強い
必殺技を作ろう。そう言うと、中二病か!、否、小二病か!と笑われそうだけど(よく小二に間違われるけど)しかし、実際に必殺技を作ると人は強くなる。
例えばアンパンマン。
「アンパンチ!」と言ってパンチをして毎回バイキンマンに「バイバイキーン」と言わせて倒すけれどよく考えて欲しい。あれ、、、ただのパンチでしょ。ちょっとだけ通常より力を込めてちょうど良いタイミングでパンチをしているけれど、何も言わずにパンチをしたらバイキンマンはまだ粘るはず。だって、一週間後には傷跡一つなく元気にまたやって来るぐらい大したパンチじゃないのだから。でも、「アンパンチ!」と主人公が必殺技をして来るから負けるんだ。
ドラえもんだって、のび太くんに悩みを相談されても、こんな道具はどうかな?と軽く渡しただけだったら、きっとのび太くんは道具を上手く使えず問題解決出来なくて帰って来るはずだ。「どこでもドア!」とドラえもんが声高らかに自信満々に道具を貸してくれるから、のび太くんはその道具を使いこなして問題を解決しストーリーが進行する。事実、タケコプターがメインアイテムじゃない時は平然と出す。
必殺技にすることによって同じ行動でも気合が入り威力効果が増すんだ。必殺技があるからストーリーは白熱し、主人公が勝つんだ。
著者にしくんについて
ブログ移籍しました
「にしくん」は"KOHEY NISHI"にメイン活動名を変更し、ブログを移籍しました。・「にしくん」から”KOHEY NISHI”にメイン活動名を変更する
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必殺技を作る
ぼくが初めて必殺技を手に入れたのは高校一年生の時だった。はじめての必殺技は授かったものだった。当時高校生になったばかりのぼくは、世の中に対して何が出来て何をするべきで何がしたくて将来どう生きて行こうかを改めて模索しつつ高校時代にしか出来ないこと片っ端からしておこうと、気になる人や場所に積極的に出向いていた。そんなある日、学校の総合学習の時間に東大早稲田慶應大学現役生の人たちに受験のコツや大学生活を教わる授業があり、その時の授業のテキストに学生団体代表の連絡先が書いてあった。連絡をして早速会いに行くと、東大生にこのメールアドレスに気づいて連絡して来て、しかも会いに来るなんて奴は初めてだと褒められて、いろんな企画イベントに呼んでもらえるようになった。そして高一の頃から学生団体の催しによく参加させてもらうようになり、ある日、他己紹介というペアを組んで他者を紹介する企画があった。その時に組んだ早稲田大生が、彼はハンディがあるけどこんな風に行動的で、、、私はこの彼の行動を「飛び込み力」と名付けて讃えたいと言ってくれた。そう、この「飛び込み力」が必殺技になった。元から行動力はあった。でも、自分自身ではよく褒められるけど何が凄いのか、行動力にはどういうメリットがあるのかも当時わかっていなかった。いくら行動力があるといっても、面倒臭かったり怖気付いて行動出来ない時もあった。でも、「飛び込み力」と名付けられて必殺技になった瞬間に、意味を考えるし、効果を考えるし、どのタイミングでどう使うか考えるし、勇気が付くし、元からあった新たな世界に積極的に行くという行動力の威力は激増した上に上手く使いこなせるようになった。
言語学者ソシュールのシニフィエとシニファンの考えによると、この世には言葉があることによってものが存在し認識される。虹は日本では7色だけれどそれは赤、橙、黄、緑、青、藍、紫という言葉があるから7色に認識しているだけで、世界には虹を4色、3色、逆に8色と認識している国、部族もいる。必殺技を作るのは、自分の長所を名詞化することで、それによって顕在化される。声に出したり人に言う必要はない。けれど、自分の強みに名前をつけて必殺技にしてみると、長所はより伸び、使いどころがわかり、もたらす結果も大きくなる。
必殺技とまで行かなくとも、特徴に名前を付けてスキルにするのでも良い。必殺技は意識的に要所で使うのに対して、ぼくには常時発動するスキルで同じような効果の「木橋を叩かず渡る」がある。
…やっぱ今更ながらこのブログ記事、中二病、否、小二病感半端ない。書かなきゃよかったかな。笑
しかし、常時スキル「木橋を叩かず渡る」と必殺技「飛び込み力」がなければ、ぼくはこんな無鉄砲にガンガン挑戦して行ける程は強くなかったし、他にもいくつかスキルや必殺技がある。必殺技を作るという表現はダサいかもしれないけれど、名詞化するとことの重要性は大きくて、いろんな場面で役立つことが多い。なので、もしよかったら考えてね。